1 本校の歴史

秋田県立男鹿海洋高等学校は、男鹿市にある普通科と水産科からなる全校生徒数350名の総合制高校である。
 秋田県の水産界を担う人材の育成を主たる目標として、昭和21年6月に「秋田県立水産学校」として出発した。以来半世紀以上にわたって県下一円より生徒を募り、水産教育に努めてきた。
 昭和27年には漁業科、製造増殖科を設置し、昭和31年には、漁業専攻科の設置と同時に大型実習船初代「船川丸」(289.9トン)の建造をを行い、海技士教育にも本格的に踏み出す。
 昭和36年には機関科を設置し、昭和37年には水産増殖科を水産製造科に改め、翌38年には無線通信科を設置する。
 昭和42年には大型実習船第2代「船川丸」の竣工と同時に機関専攻科も設置され、ここに水産人の育成と海技士の育成ができる本格的な水産高校となり、その後、多くの卒業生が遠洋漁船や商船に乗り活躍することとなる。
 昭和48年からは船舶職員養成施設に指定され、水産高校としての黄金時代を迎える。
平成元年からは漁業科と機関科がそれぞれ海洋技術科の生産コース及び機関コースとなり、漁業専攻科の募集停止となった。
平成6年には、第4代「船川丸」が竣工したが、それまで行っていた年3航海から2航海となり、実習船の使い方も変わってきた。
中学生の卒業者数の減少から、平成16年には「秋田県立男鹿高等学校」と統合し、普通科と水産科を併せ持つ総合制高校「秋田県立男鹿海洋高等学校」となる。
 平成25年3月には、海を取り巻く国際情勢の変化やマグロ資源の減少などから大型実習船が廃止となり、小型沿岸実習船「NAMAHAGE」を新たに建造。漁獲し、それを加工し、さらに販売をするという水産の6次産業化を単独で学習できる学校を目指している。

男鹿海洋高校